第十四回:2006年7月1日

 第一回  第二回  第三回  第四回  第五回  第六回  第七回  第八回
 第九回  第十回  第十一回  第十二回  第十三回  第十四回  最終回

 睦美:
 ようこそ、睦美の部屋へ!
 睦美:
 前回の授業から2ヶ月以上がたちました。
 その間も「睦美の部屋」宛てに感想を送ってくれた皆さん、本当にありがとうございます。
 睦美:
 本当はもっと早く授業を開くべきたっだのですが、
 次回作の開発が忙しく、せっかくいただいたお便りにすぐに回答出来なくて済みませんでした。
 櫻:
 こうして今回授業ができるのは、皆さんの声援のおかげです。ありがとうございます。
 睦美:
 それでは、さっそく質問にお答えしていきたいと思います。
 春見さん、お便りを読んでください。
 櫻:
 はい、最初は「旅人」さんからのご質問です。
 「えーと、PLAYしてて思ったことなのですけども、3Pとか4Pなどは特定のキャラのコンビしか無いのですけどもこれってやっぱりボリュームの関係なんでしょうか?それとも、葵と恵理香とは絶対にありえないという事などからなのでしょうか?」
 睦美:
 単刀直入言えば、ボリュームの限界によるものです。
 櫻:
 そうなんですか?
 そう言われると、ちょっと残念です。どうせなら、もっと色々な組み合わせがあってもいいように思います。
 櫻:
 たとえば、それ以外の部分を削ってもっと組み合わせを増やしても良かったのではないでしょうか?
 睦美:
 たしかに、色々なシチュエーションがある方が楽しいでしょうね。
 睦美:
 けれどもイベントの数が増えるということは、それだけで済むことではないのです。
 睦美:
 たとえば、「えろチェインイベント」のうち、単純に3Pの組み合わせだけを考えても、全ての組み合わせを網羅しようとすると、21通りになります。
 ということは、21のイベントが発生するということです。
 睦美:
 たくさんのイベントを用意する場合、それを発生させるためにゲーム内の時間(=ゲーム期間)もそれだけ長く必要になります。
 睦美:
 もしくは、ゲーム内の時間は同じままですが、幅が必要になります。
 櫻:
 ???
 睦美:
 1回のプレイで、1イベントしか見ることができない。全部のイベントを見るためには21回プレイする必要がある、なんてゲームは普通したくないですよね。
 櫻:
 ROMを叩き割ってメーカーに送り返します。
 睦美:
 …………
 睦美:
 ……そうなっては困るので、1回のプレイで適度な数のイベントが発生しクリア出来るようにバランスをとるわけです。
 睦美:
 全体のボリュームは最初に決定されますから、ゲームバランスをとって「えろチェインイベント」に充てられる割合も決まってきます。
 睦美:
 そこから、一番出てきやすそうな組み合わせが選択され、今の「えろチェイン」が決定されたのです。
 櫻:
 うーん、なんだかよく分かったような、分からないような。
 えーと、それだと、イベントの数を増やすには全体のボリュームをあげるしかない、ということですか?
 睦美:
 その場合は、そのまま定価が上がっていきます。
 全体のボリュームが増えることは、そのまま制作費が増大することに繋がりますから、当然、作品の小売価格に反映されてしまいます。
 櫻:
 うう、なんか凄くリアルなお話です。
 睦美:
 2ヶ月も授業を開くことが出来なかったので、真面目に答えてみました。
 櫻:
 えーと「旅人」さん、ご質問の回答は以上のようになります。
 世の中には色々と無理なことがあるみたいです。
 櫻:
 でも、努力と根性で頑張りますので、よろしくお願いします。
 睦美:
 それでは春見さん、次のお便りを読んでください。
 櫻:
 はい、次は「サバラッタ」さんからのご質問です。
 「突然ですが、マリアさんがED曲を歌ってる訳ですが、ずばり!!櫻と先生どっちが歌が上手いんですかね!?」
 櫻:
 これは……どうなんでしょうか? 
 睦美:
 うーん、私は音痴ではないけれど、人に自慢できるほど得意でもないから、春見さんの方が上手じゃないかしら?
 櫻:
 私も、そんなに上手くありません。
 真璃亜さんみたいには、とても無理です。葵ちゃんよりもヘタだし。
 睦美:
 獅堂さん? 彼女は歌が上手いの?
 櫻:
 葵ちゃんはカラオケが好きで、良く一緒に行きます。
 洋楽から、テレビでかかるドラマの曲とか、アニメの曲とか、葵ちゃんは何でも歌えちゃうんです。
 櫻:
 演歌とか、民謡まで歌えちゃうです。
 睦美:
 それは……凄いですね。
 私には、とてもそこまでは無理ね。
 好きな歌手の曲を、少し歌えるくらいが精一杯。
 櫻:
 私もそうです。じゃあ、先生も私も同じくらいなのかな?
 睦美:
 そうですね、この場合はそう言うことでいいのではないかしら?
 櫻:
 「サバラッタ」、ご質問の回答は以上になります。
 先生と私は、同じくらい歌が上手です。
 また、分からないことがありましたら、メールをください。よろしくお願いします。
 睦美:
 次は、誰からかしら?
 櫻:
 えーと、次は「青薔薇」さんからのご質問です。
 「ずばり!睦美さんの年齢は、何歳ですか?」
 睦美:
 それは……秘密です。
 櫻:
 先生、それは答えになっていないと思います。
 睦美:
 問題ありません。
 以前にお話ししたとおり、春見さん達の年齢は秘密なのですから、私や響子の年齢も秘密にしても、なんの問題もありません。
 櫻:
 ……もしかして、年、気にしてるんですか?
 睦美:
 春見さん、この後、補習授業をしましょうか?
 櫻:
 わっ、わわわっ、済みません、済みません!
 櫻:
 「青薔薇」さん、登場人物の年齢は全員秘密になりました。
 以上が公式な回答になります。よろしくお願いします。
 睦美:
 つぎは「ネラ」さんからのお便りですね。
 「学生組が処女なのは当然としてお姉さん組は淫乱(?)な方ばかりで嘆かわしいです。美人で年上な処女のお姉さんって居ないのでしょうか? 睦美先生、今度清純で美人で年上な処女のお姉さんを紹介してくださいよ」
 睦美:
 ………………
 櫻:
 ……先生?
 睦美:
 ……私、淫乱なの?
 櫻:
 え、えーと……それは……
 櫻:
 えへへへへへ
 睦美:
 …………
 櫻:
 ……先生?
 櫻:
 えーと、先生が答えられないようなので、私が代わりにお答えします。
 「ネラ」さん、「処女」ではありませんが、「美人」で「年上」の「清純」なお姉さんは、私の隣にいます。
 櫻:
 だから、処女のお姉さんは紹介しなくても大丈夫ですよね?
 睦美:
 春見さん……!
 櫻:
 と、言うわけでさっきの補習授業はなくなりました。
 睦美:
 春見さん……
 櫻:
 「ネラ」さん」、ご質問の回答は以上になります。
 よろしくお願いします。
 櫻:
 えーと、次は「ニート」さんからのご質問です。
 「何処で買えるんでしょうか?」
 睦美:
 …………
 睦美:
 ……そうよね。
 ……やっぱりみんな処女がいいのよ。
 年上のお姉さんなんて言って……所詮「オバサン」ってことよね。
 櫻:
 わわっ、先生、猛烈に電波を受信しています。
 ヤル気ゲージが下がって、このままだと、ダメダメゾーンに突入です!
 睦美:
 いいわよね、学生は、気楽で。
 親が死ぬまでスネをかじれるなんて幸せよね。
 櫻:
 え、ええ〜と、「すくーるヘブン」はアダルトPCゲームを扱っている電器店等で購入することが出来ます。
 櫻:
 お店が近くにない場合、BISHOPで通販をしてますので、そちらをご利用されると良いと思います。
 詳しくは、このサイトの通販を案内しているページをご覧下さい。
 櫻:
 「ニート」さん、ご質問の回答は以上になります。
 よろしくお願いします。
 睦美:
 若さって、いいわよねぇ……
 櫻:
 つ、次は「PO?」からのご質問です。
 「檸檬ちゃんはおしゃぶりが好きですか」
 睦美:
 …………
 櫻:
 えーと、先生が引き続きダメダメモードなので、代わりにお答えしますと……
 櫻:
 よく分かりません!
 櫻:
 私、そういう事を檸檬ちゃんと話した事はないので、分かりません。ごめんなさい!
 睦美:
 あら、春見さん、そういう事って、何の事かしら?
 櫻:
 えっ、それは、その……えーと……
 睦美:
 どうしたのかしら? 具体的に言ってくれないと、何が言いたいのか分からないわ。
 櫻:
 そ、それは、あぅうう……
 睦美:
 ふふふふふっ、どうやら春見さんには、まだ私の代わりに皆様の質問に答えるのは難しいようですね。
 睦美:
 檸檬ちゃんのおしゃぶりについては「すくーるヘブン」の本編に出てきます。
 「百聞は一見にしかず」の言葉通り、「PO?」さんがご自分で確かめてみると一番だと思います。
 睦美:
 「PO?」さん、質問の回答は以上です。
 よろしくお願いします。
 櫻:
 えーと、先生、助かりました。ありがとうございました。
 睦美:
 ふふふふっ、春見さんが困っている顔を見たら、なんだか元気が出てきたわ。
 櫻:
 …………それは、喜ぶべきなのでしょうか。
 睦美:
 さあ、春見さん、次の質問の読んでください。
 櫻:
 ええーと、次は「ファン1号」からのご質問です。
 「どうも、はじめまして。『特別病棟』と『学園2〜淫虐の図式〜』には腹ボテパッチがありますが、「すくーるヘブン」ではその予定はありますか?教えて下さい!!」
 睦美:
 うーん、残念ですが「すくーるヘブン」については、今のところ「腹ボテパッチ」のようなアペンドファイルを作成する予定はありません。
 櫻:
 そうなんですか?
 睦美:
 「らぶえろ」物だと、そういう物が望まれているのか確信を持てないので、現状では作成しないことになっています。
 睦美:
 それに、発売から半年も経ってしまってますから、今後配布するのも、時期を外した感があります。
 なので、今回は作成しないと思います。
 櫻:
 あと、「クマー」さんから、
 「PC ANGELやBugBugなどの雑誌に掲載されていた漫画やイラストなんかをまとめたやつはCDにしたりダウンロードとかできないのですか?」
 とご質問を頂いています。
 睦美:
 これについても、今のところ予定はありません。
 睦美:
 雑誌に掲載したものについては、権利が出版社側にあるものなども存在するので、自由に扱えない物もあります。
 睦美:
 今のところ、提供方法としては、初回生産版に同梱されている「らぶえろスペシャルCD」に収録されている物を手に入れてもらう、だけとなります。
 睦美:
 ただ、今度のユーザーサービスの一環として、ダウンロードについては、検討材料とさせてただきます。
 櫻:
 えーと「ファン1号」さん、「クマー」さん、申し訳ありません。
 アペンドファイルの作成予定はありません。
 それと、ダウンロードサービスについても今のところ予定はありません。
 よろしくお願いします。
 睦美:
 次は誰からかしら?
 櫻:
 次は「魚屋海乃輔」さんからのご質問です。
 睦美:
 いつも、お便りをありがとうございます。
 櫻:
 ご質問の内容は、
 「1:『すく〜るヘブン』のアンケート結果は一部公表可能でしょうか?(個人情報保護法もあるので難しいか)ファンとして他のプレイヤーがどのような感想をお持ちか知りたいですね。
  2:『すく〜るヘブン』を開発するうえでの苦労した点をスタッフの皆様に伺いたいです」
 以上です。
 睦美:
 アンケートは、基本的に公表することは出来ません。
 今回は事前に公開を告知していませんでした。
 公開する場合には前もって了解をとっておく必要がありますから、誠に申し訳ありませんが、ご容赦下さい。
 睦美:
 次に、『すく〜るヘブン」を開発する上での苦労した点ですが、細かく挙げればキリがないほどあり、そのすべてを詳しく挙げていくととてもこのページには収まりきりません。
 睦美:
 なので一言で表現させていただくと、初めて「らぶえろ」を作った為まったく勝手が分からなくて、何もかもがチャレンジだった、という事に尽きます。
 睦美:
 BISHOPではそれまでずっとダーク系の作品を作ってきたので、「すくーるヘブン」のようなライト系の作品は何が求められているのか、全てが手探りの状態から始まる、挑戦の連続でした。
 睦美:
 そんな中でこの「睦美の部屋」にたくさんのご意見が寄せられたことは、開発の大きな助けとなりました。
 本当にありがとうございました。
 櫻:
 今回も、「これつ」さん、「アンケート」さん、「流人」さん、「D;J」さん、「双子好き」さん、「EV」さん、「権兵衛」さん、「双子大好きな人」さん、「偽ナビ」さん、「DESUOS」さん、「SDO」さん、「AV」さん、「すくヘブの謎」さん、「南山ファン」さん、「ななな」さん、「ジェイ」さん、「HR」さん、「hoop」さん、「tiger」さん、「色場 好」さん、その他匿名希望の方達から意見を頂き、発売から半年もたった今でもこれだけの人が見ていてくれることに本当に感謝の言葉もありません。
 櫻:
 本当にありがとうございます。
 睦美:
 無事作品を発売でき、これだけの人に「すくーるヘブン」という作品に何かを感じて頂くことが出来た今、この授業の役目も十分に果たされたと思います。
 睦美:
 だから、次回を最後として、この授業を終了したいと思います。
 櫻:
 これまで長い間、本当にたくさんの応援を頂きありがとうございました。
 睦美:
 それでは、今日の授業はここまでにします。
 次の授業までは、また暫く間が空くかもしれません、次回の最後の授業まで、皆さんご機嫌よう。
 櫻:
 お疲れ様でした。
 次回で最後ですが、よろしくお願いします!!