第九回:2006年1月19日

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 睦美:
 ようこそ、睦美の部屋へ!
 櫻:
 今回もたくさんのメールを頂き、ありがとうございます。
 睦美:
 それでは、さっそく今日の授業を始めたいと思います。春見さん、お便りを読んで下さい。
 櫻:
 はい。  最初は、「かわ」さんからです。『立ちグラフィック(立ち絵)の種類は豊富ですか? 喜怒哀楽、ポーズなど...個人的には半脱ぎ絵、全裸立ちグラがあるかどうかが重要な要素と思っていて、立ちグラもHCGのひとつと思ってますので』との、ご質問を頂きました。
 睦美:
 これについては、「半脱ぎ絵」はありませんが、「全裸立ちグラ」は存在します。
 睦美:
 種類が豊富がどうかは、個人的な主観によるところが大きいので答えにくいのですが、従来のBISHOP作品と比較した場合、種類・数は増えています。
 櫻:
 「さわ」さん、ご質問の答えは以上でよろしかったでしょうか。これからプロローグ部分の体験版が出ますので、そちらでなら具体的に確認することができると思います。よろしくお願いします。
 櫻:
 次は「ネラ」さんからのご質問です。『非処女組の男性遍歴(初体験から?)を教えてください!』
 櫻:
 他にも、「emu」さんからは、『気になるのが睦美さんに弄ばれた挙句捨てられ人生を狂わされた男ってどれくらいいるのか凄く興味があります』とのご質問を頂きました。
 睦美:
 皆さん、何か激しく誤解されているようですね。私は男性を弄んだりしません。それに、それほどたくさん経験があるわけでもありません。
 櫻:
 え、えーと、さらに「腐りかけ好き」さんからは、『睦美先生って、かなりH体験豊富そうですが、まだ、未経験のプレーってあるんでしょうか? あと、初体験って、誰とですか(苦笑)』
 櫻:
 皆さん、先生の過去に興味があるみたいですけど……
 睦美:
 それは、秘密です。
 櫻:
 わわっ、断言しました。やっぱり、こういう事は秘密なんですか?
 睦美:
 女性の過去はね……知らない方がいいの。過去を知っても、今から変えることは出来ないでしょう?
 櫻:
 そうですね。
 睦美:
 私だけならともかく、響子や真璃亜さんに今更変えようのない過去の事実について、無理に聞けばお互い気まずくなるし。響子なんて離婚しているんだから……だから、過去は秘密にします。
 櫻:
 「ネラ」さん、「emu」さん、「腐りかけ好き」さん、ごめんなさい。睦美先生と、北倉先生、真璃亜さんの過去は秘密です。よろしくお願いします。
 睦美:
 次は、「RX-78」さんからの質問ね。
 櫻:
 あっ、「連邦の白い悪魔」ですね。
 睦美:
 連邦? 悪魔? ……櫻さん、詳しいみたいね?
 櫻:
 このくらいは、常識ですよ。
 睦美:
 そ、そうなの?
 (……どこの常識なのかしら?)
 櫻:
 えーと、「RX-78」さんからのご質問は、『主人公は種馬のまま終わるのですか? それとも好きな人が出来た事によって化けるのですか?』
 櫻:
 それから、『ところで一部着衣ではやはり裸エプロンはあるのですか?』とも、ご質問を頂きました。
 睦美:
 主人公である小津君が種馬で終わるのか、それとも一人前の男になるのか……それは、小津君が何をするかを決める、皆さんの選択次第です。
 櫻:
 えーと、それはどういう事なんですか?
 睦美:
 端的にいえば、小津君の未来は、プレイヤーがどんな行動を選択するかにかかっている、という事です。ゲームの中でどんな選択をするかによって、種馬のまま終わったり、それ以外の未来が開けたり……ここから先は実際にゲームで確かめてね。
 睦美:
 それから、裸エプロンについては、ちゃんとゲームの中で登場します。どこで登場するかについて、具体的な内容についてはここでは伏せますので、これも「RX-78」さんがご自分で確かめてみて下さい。
 櫻:
 「RX-78」さん、ご質問の回答は以上です。よろしくお願いします。
 櫻:
 次は「通りすがりの犬」さんからのご質問です。『洗濯バサミで乳首やクリトリスをつまみたいんですけど、できますか?』
 睦美:
 残念ですけど、「すくーるヘブン」では、「洗濯バサミで乳首やクリトリスをつまむ」シチュエーションは出てきません。それ以外の物なら、使うことはあるのだけれど。
 櫻:
 洗濯バサミ以外の物って、いったい何を使うんですか?
 睦美:
 それは、発売日も近いことですので、ここでは伏せておきます。詳しいことは、実際にゲームをプレイして確かめてみてね。
 櫻:
 「通りすがりの犬」さん、ご質問の回答は以上です。よろしくお願いします。
 櫻:
 次は、「マミィ?」さんからのご質問です。『アンケート葉書のお返し特典などで、睦美先生と櫻嬢だけでもボテCGまたはボテHを追加するわけにはいかないでしょうか?』
 睦美:
 皆さん、本当にボテ腹が好きなんですね。
 睦美:
 BISHOPは、これまでアンケート葉書のお返し特典などは特につけていません。なので、そのような形で「すくーるヘブン」にボテ腹CGが追加になる事については、現状では、難しいとお答えさせて頂きます。
 睦美:
 最初から分割を前提したものは別ですが、完結した作品にイベントシーンを後から追加するのは、かなり難しいのです。
 睦美:
 ただ、頂いた意見の内容については、「すくーるヘブン」に限らず、今後の作品に対する参考意見として検討させていただきます。
 櫻:
 えーと、先生、ボテ腹については「ASS01」さんからも、『次回作の陵辱や今後のらぶえろでは、ボテCGやボテHは復活するのでしょうか?』とのご質問を頂いています。
 睦美:
 うーん……「すくーるヘブン」以後の作品の内容については、ここでは具体的に答えることが出来ないから、この質問については答えようがないですね。
 睦美:
 強いていうのなら、どちらでもないといえるかしら。
 睦美:
 新作の詳しい情報については、「すくーるヘブン」を発売した後、少し先になりますが公開していくので、それで確認してください。
 櫻:
 あの、先生。「すくーるヘブン」以後の作品についての質問が他にも来ているんですけど……
 睦美:
 ……なにかしら?
 櫻:
 えーと、「ザウスSML」さんからのご質問です。『BISHOPの作品ではエンディング時に完全にヒロインは堕ちてしまっている状態ですが、今後の作品でエンディング時に、主人公が意図的に或いは意図せず、ヒロインが肉体的には快楽におぼれていても、精神的には抵抗または拒絶し続けている状態にさせるようなことはあるのでしょうか?』
 睦美:
 これも難しい質問ですね。  ここは「すくーるヘブン」のことについて答えるコーナーだから、それ以外の作品のことについて尋ねられても、原則として答えることは出来ないの。
 睦美:
 だから、あるとも言えるし、ないとも言えるわ。
 睦美:
 新作の情報については、「すくーるヘブン」を発売した後に公開される情報を確認してね。
 櫻:
 「マミィ?」さん、「ASS01」さん、「ザウスSML」さん、ご質問の回答は以上になります。よろしくお願いします。
 櫻:
 次は、「特定のメイド好き」さんからの、ご質問です。『自分に仕える人間(契約でも)が元は人のものだったって、睦美先生だったら落胆しませんか?』
 睦美:
 しません。そんなことは気にしません。
 櫻:
 あっ、またまた断言がでました。
 睦美:
 人の出会いは、その人の過去の延長だから、その人の過去を否定するということは、今の出会いを否定することです。
 睦美:
 過去を否定するよりも、出会ってからどんな関係を築くのかを考えることが大事だと思います。
 櫻:
 先生、いつもと違って今日はなんだかとても真面目です。
 睦美:
 あら春見さん、それでは普段はどうなのかしら?
 櫻:
 あっ、わわっ、えっ、えっと……それは、その……
 睦美:
 フフフフッ、春見さん、久しぶりに後で補習授業をしましょうね。
 櫻:
 せ、先生っ!
 睦美:
 「特定のメイド好き」さん、回答は以上です。よろしくお願いします。
 睦美:
 さあ、春見さん、騒いでいないで、次の質問を読んでください。
 櫻:
 ううっ……次は、「睦美良好」さんからのご質問です。『睦美先生はどのようなシチュエーションが有るのか気になってます。少しでも良いのでお答えください』
 睦美:
 これについては、すでに出ている体験版のver2に私が出演していますので、それを参考にしてください。
 櫻:
 先生、それ以外ではどんなシチュエーションがあるんですか?
 睦美:
 それ以外になると、現在販売店の店頭で配布しているリーフレット(チラシ)に、イベントCGが掲載されていますので、そちらを参考にしてください。この画像は、ホームページに一部掲載されていますので、それを拡大しても確認することが出来るのではないかと思います。
 睦美:
 これ以外については、ゲームの発売も近いので、ここでは伏せる事にします。発売後、実際にゲームをプレイした情報などから確かめてみてください。
 櫻:
 「睦美良好」さん、ご質問の回答は以上になります。よろしくお願いします。
 櫻:
 次は、「斧」さんからのご質問です。『ずばり、ヒロイン(睦美先生、櫻嬢)にとって、小野クンはどんな存在ですか? また彼に言いたいことがありましたら、一言どうぞ』
 睦美:
 小野君の評価についての質問ね。彼は、受け持ちのクラスの気になる生徒、かしらね。
 睦美:
 もう少し、勉強をがんばるといいと思うわ。
 睦美:
 春見さんは、どう思うかしら?
 櫻:
 えっ、えっと私は……その、同じクラスのクラスメイトとして、もうちょっと仲良くお話し出来たらいいかなぁ、と思います。
 睦美:
 フフフフッ、春見さん、今回はずいぶん大人しいのね? 小津君はただのクラスメイト……それだけなのかしら?
 櫻:
 えっ、そっ、それは……えっと、あの……
 睦美:
 春見さんが答えにくそうなので、具体的なことはこれから公開される次の体験版で、皆さんが確認してみてください。
 睦美:
 よろしくお願いします。
 櫻:
 ううっ……
 睦美:
 では、次の質問です。次は「ビル」さんからの質問ですね。『XP64で遊べますか?』
 睦美:
 「すくーるヘブン」は「WindowsXP64」での動作確認を行っています。BISHOPで確認した時点では、問題なく動作しています。
 睦美:
 ただし、確認した環境が限られるため、すべての環境において動作を完全に保証するものではありません。特定の環境下において不具合が発生する可能性は、ほとんどないと思いますがゼロではありません。
 睦美:
 万が一、不具合が出た場合には、ユーザーサポートまでご連絡いただければ、個別に対応させていただきます。
 睦美:
 「ビル」さん、よろしくお願いします。
 櫻:
 ああっ、いつの間にか私の出番が……!? 先生、ズルイです。
 睦美:
 ふふふふっ、やっと喋れるようになったみたいね。それじゃあ、春見さん、次の質問を読んでください。
 櫻:
 は、はい。  次は「TAKUHIRO」さんからのご質問です。『すくーるヘブンの体験版をやって思ったのですが文字やセリフにモザイクが掛かっていませんが法律的には問題ないのでしょうか?』
 睦美:
 うーん、これは少し難しい質問ですね。ここは、法律の解釈について専門的に議論する場所ではありませんし、私は専門的な解説が出来るほどの知識はありませんので、一般的な概論を説明させていただきます。
 睦美:
 一般に、性的な描写について、とくに性器の描写について、文章などで伏字が使われていたり、映像にモザイクが掛かっていたり、音声が消されているのは、厳密にいえば法律で禁じられているからではありません。法律にはこれらを表現することを具体的に禁じているものはありません。
 櫻:
 えっ、でも、警察に捕まったりする人がいますけど。
 睦美:
 そうですね。たとえば、性器の映像にモザイクを掛けないアダルトビデオを製作、販売した場合には、警察に捕まります。その場合には、おもに刑法の第175条、「わいせつ物頒布等」に関する条文によって処罰されます。 
 睦美:
 けれども、刑法の条文には直接「わいせつ物とは何か」、具体的には記載されていません。何がわいせつ物にあたるのかは、それを取り締まる検察官(=警察)と、判決を書く裁判官の判断に委ねられています。
 櫻:
 あっ、そうなんですか。
 睦美:
 何がわいせつ物にあたるのかについては、いろいろと解釈が分かれ議論になっているので、ここではその内容については触れません。「わいせつ物を規定するのは、検察官と裁判官である」という事実だけを述べておきます。
 睦美:
 しかし、検察官や裁判官が、世間に流通するすべての文章、映像、出版物など、何かを表現した作品をすべて検閲することはできません。だから、一般には各業界団体がそれぞれ個別に倫理団体を作り、それぞれ別個にガイドラインを作って、何がわいせつ物に当たるかを自主的に規定し、チェックしているのが現状です。
 睦美:
 倫理団体は業界ごとに異なりますので、映画とテレビなどの放送、それとビデオ、それから出版物などは、大筋では同じような規定になっていますが、細部ではそれぞれ異なります。
 睦美:
 さらに、これらは自主規制なので、何が法律的に正しく何が間違っているのかは、厳密には実際に裁判が起こってみないと分かりません。
 櫻:
 なんか、ややこしいです。頭の中がぐるぐるします。
 睦美:
 そうですね。厳密に考えていくときりがないので、普通、製作者はそれぞれの所属する業界団体の倫理規定を法律と同様に受け止めて、それにそって製作しています。
 睦美:
 そこで「TAKUHIRO」さんの質問についてですが、「すくーるヘブン」は「コンピュータソフトウェア倫理機構」(通称ソフ倫)の規定に従って製作しています。ここでは具体的な規定については公開できませんが、作品の内容は規定に抵触するものは含んでいませんので、法律的には問題ないと解釈しています。
 櫻:
 えーと、分かったような、分からないような……
 睦美:
 端的にいうと、「質問の件に関しては、法律的に問題ありません」ということです。
 櫻:
 それなら、よく分かります。
 睦美:
 …………
 櫻:
 今回は、まじめなお話が多くて、少し疲れました。
 睦美:
 まじめな質問以外にも、熱意のこもった応援のメールをたくさん頂き、ありがとうございました。皆さんから頂いた意見は今後の作品で検討させて頂きます。
 櫻:
 よろしくお願いします。
 睦美:
 それでは、プロローグ部分の体験版も今週末に公開、そしていよいよ発売日が間近に迫ってきました。次回は発売日の前後になりますが、またお会いしましょう。
 櫻:
 お疲れ様でした。  次回もよろしくお願いします。