第十回:2006年1月26日

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 睦美:
 ようこそ、睦美の部屋へ!
 櫻:
 今回は発売直前にも関わらず、いつもと変わらずたくさんのメールを頂き、ありがとうございます。
 睦美:
 ご質問の他にも熱意のこもった意見をたくさん頂き、ありがとうございました。「真紅の稲妻」さん、「WHY」さん、「ジョニー・ライデン」さん、その他匿名希望の方々から頂いた意見は今後の企画開発の参考にさせていただきます。
 櫻:
 私は「ソロモンの悪夢」が好きです。痺れちゃいます。
 睦美:
 ……? 春見さん、なにかしら。どこか、具合でも悪いの?
 櫻:
 いえ、なんでもありません。
 睦美:
 そう? では、さっそく今日の授業を始めましょうか。 質問のお便りを読んで下さい。
 櫻:
 はい。最初は、「ラブエロ万歳」さんからです。『この睦美の部屋のようなユーザーの意見を募集する企画(コスチューム投票等)を今後も行う予定はありますか? あと、今作は、体位は何種類あるのでしょうか?(47手は無理にしても・・・)』
 櫻:
 体位については「雪」さんからも、同様のご質問を頂いています。
 睦美:
 まず、最初の質問の件ですが、以前にも断りましたが、ここは「すくーるヘブン」の質問について答える場所です。ですので、それ以外の作品に関わることについては、基本的に答えられません。
 睦美:
 ですけど、今回は発売記念なので、特別に簡単にお答えします。
 睦美:
 今回のような企画が今後も行われる可能性については、十分あります。
 睦美:
 ただ、内容はその時の企画によって決まりますので、コスチューム投票などが行われるかどうかは未定です。
 櫻:
 えーと、それはつまり、これからの企画次第ということですか?
 睦美:
 端的に言えば、そういう事です。
 睦美:
 それから体位についてですが、もう「すくーるヘブン」が店頭に並ぶと思いますので、「ラブエロ万歳」さん、「雪」さんにご自分で確かめて頂くのが一番間違いがないと思います。なので、ここでは敢えて伏せておきます。
 櫻:
 先生、「雪」さんからは、先生の過去についてもご質問を頂いています。『睦美先生に怒られてしまいそうですが、先生の過去は作品で明かされるのですか?』
 櫻:
 えーと、この後になんか色々と凄い事が書いてありますけど……先生の気分を害すると恐いので、自主規制します。
 睦美:
 あら、春見さん、いったい何が書いてあるのかしら?
 櫻:
 べ、別に大したことは書いていません。大丈夫です。詳しい内容は、また今度お話しします。
 睦美:
 ふふふふふっ、春見さん、そんなに慌てて隠さなくても大丈夫よ。そのメールなら、さっき読んだから。
 櫻:
 わっ!? ほ、本当ですか?
 睦美:
 ええっ、『現状だと、後輩や生徒を食べまくっていそうで・・(以下略)』と書いてあるのよね。
 櫻:
 あっ、本当に読んじゃったんですかっ!?
 睦美:
 「雪」さんは何か誤解されているようですか、私の役は「真面目で頼れるお姉さん」のような女教師です。「生徒を食いまくる」というような事はしていません。なので、「雪」さんが期待されるような過去は明かされません。
 櫻:
 ううっ、先生がご立腹モードに入ってしまいました……
 櫻:
 えーと、「ラブエロ万歳」さんからは、他にも熱心なご意見を頂きました。どうもありがとうございます。質問の回答は、これで良かったでしょうか?まだ気になることがありましたら、またメールをください。「ラブエロ万歳」さん、「雪」さん、よろしくお願いします。
 櫻:
 えーと、先生……次の質問に移ってもよろしいでしょうか?
 睦美:
 ええっ、どうぞ。
 櫻:
 えーと、それでは……次は「リヴェイル」さんからのご質問です。えーと、『体験版で睦美先生と恵理香との3Pのシーンでかかった音楽が気に入ったのですが、すくーるヘブンのサントラは出るのでしょうか?』
 睦美:
 今度は、「すくーるヘブン」の関連商品についての質問ですね。
 睦美:
 「すくーるヘブン」の関連商品については、サントラに限らず今のところどのような商品も予定はありません。すべて白紙の状態です。
 睦美:
 ただ、具体的な要望が多い物については、今後検討させて頂きます。
 櫻:
 皆さんからの意見を待っています。「リヴェイル」さん、よろしくお願いします。
 櫻:
 それでは、続いて次は「まが」さんからのご質問です。『今回多汁システムはないのでしょうか。それに代わるなにか汁の量が増えるシステムなどはないのでしょうか』
 睦美:
 今度は「汁」に関する質問ですね。
 睦美:
 「すくーるヘブン」では、「汁システム」はついていません。それに代わる汁関係のシステムもありません。
 睦美:
 「すくーるヘブン」は、より幅の広く皆さんにBISHOPのゲームを知ってもらう事が企画意図としてあったため、今回は「普通のエロゲー」としてまとめているためです。
 睦美:
 そのため、これまでBISHOPを支持してくれている皆さんには、一部物足りない点があるかもしれません。けれども、総合的な「エロ力」では従来の作品とくらべても遜色無い出来になっていると思います。
 睦美:
 そして、「エロ力」以外のところでも楽しんでもらえるように、色々な所で新たな試みをしています。
 睦美:
 「汁システム」は搭載していませんが、それがなくても楽しめるゲームになっていますので、よろしくお願いします。
 櫻:
 「まが」さん、よろしくお願いします。
 櫻:
 次は、「独占sky」さんからのご質問です。『体験版やりました。そこで質問です。櫻嬢のイベントのネチっこい痴漢シーンは本当に必要あったのでしょうか』
 櫻:
 えーと、これは私も知りたいです。本当に、あそこまでされなきゃダメだったんですか?
 睦美:
 この件については、シナリオ原作の神門さんに詳しく話を伺ってきました。
 睦美:
 全てを話すと長くなりますので、内容を要約しますと、「今回のシナリオでは、話のきっかけを櫻から始めることは最初から決めていた。
 睦美:
 そこで、櫻が寮に入る動機として、出来るだけ無理なく感情移入できて、さらに周りから同情を引ける立場になるように、多少強引ではあっても寮に引っ越す理由として有無を言わせぬくらい説得力のある、酷い被害を受ける形をとることにした」
 睦美:
 ということです。
 睦美:
 つまり、ちょっとお尻を触られただけで寮に引っ越すのは納得出来ないのではないか、と考えて、納得出来るくらい激しく悪戯されるシーンになったのです。
 睦美:
 神門さんは、「物語の中で困難が降りかかるのはヒロインの宿命」とも言ってましたね。
 櫻:
 ヒロインの宿命ですか、それなら納得です。
 睦美:
 …………
 櫻:
 「独占sky」さん、私が痴漢されたのは、ヒロインの宿命みたいです。納得出来なかったら、またメールをください。よろしくお願いします。
 櫻:
 次は「CBR1000RR」さんからのご質問です。えーとこれは質問というより、要望でしょうか?『櫻さんが気に入って購入を決めました。予約もしています。(*´Д`)ハァハァだけど、発売日まで待てません。櫻さん言葉でもいいので、ご奉仕を下さいませませ(・∀・)』
 睦美:
 櫻さん、どうするの?
 櫻:
 えっ、どうすると言われても? うーん……ご奉仕ってなにをすればいいでしょうか?
 睦美:
 うーん、なにかしら? 私も、そんな風に奉仕した経験はないから、ちょっと力にはなれないわね。真璃亜さんがいたら良かったんだけど。
 櫻:
 じゃあ、真璃亜さんみたいにしたらいいでしょうか?
 櫻:
 ご主人様、櫻はご主人様のために一生懸命ご奉仕させて頂きます。櫻を可愛がって下さいませ。
 睦美:
 そんな感じ……なのかしら。
 櫻:
 「CBR1000RR」さん、これでよかったですか? 違っていましたらまたメールをください。よろしくお願いします。
 睦美:
 それじゃあ、次の質問に行きましょう。
 櫻:
 次は、「wasiwsai」さんからのご質問です。『攻略対象が8人ともなると、個別ルートとかが短くなっちゃうのでしょうか?』
 睦美:
 これについては、どのくらいが長くて、どの程度だと短い、というのは多分に主観的な判断になるので、ここでは回答を控えさせて頂きます。
 櫻:
 で、でも、そうしたら答えはどうなるんですか?
 睦美:
 多分、ここで私が何かを答えるよりも、発売後に色々なユーザー様が、実際にプレイした感想を公開してくれると思うので、それらを参考にした方が、確実だと思うの。
 睦美:
 同じユーザーの立場で、実際に遊んだ感想だから信じられると思うし。それなら、ここで私が断言しても、これから色々な感想が出てくるとしたら、私の言葉にそれほど意味は無いでしょう?
 櫻:
 うーん、納得出来たような出来ないような……でも、言いたいことはなんとなく分かります。
 櫻:
 「wasiwsai」さん、済みませんが発売直前なので、回答は控えさせて頂きます。よろしくお願いします。
 睦美:
 次は「コッコ」さんからの質問ですね。
 櫻:
 はい、『櫻さんは睦美さんを(本当は)どう思っていますか? あと、Hシーンで、ヒロインの一人称が変わることってありますか?(気持ちが高まると、「私」から、「櫻」になるとか)』とのご質問を頂きました。
 睦美:
 春見さんが私をどう思っているかは、後で詳しく訊くとして、春見さんが、一人称に「櫻」を使用する場面は、私が記憶して限りではほとんど無いはずです。
 睦美:
 テキスト全文を一文字一句間違えなく覚えてはいませんので皆無だと断言する自信はありませんが、そのような場面はほとんど無いと思って間違いありません。
 睦美:
 そして、もう一つの質問についてですが、これは……春見さん、どうなのかしら?
 櫻:
 えっ? どうって……どういうことでしょう?
 睦美:
 春見さんは私の事をどう思っているのか? 質問が来ているのだけれど?
 櫻:
 い、いやです、先生、その目は恐いです。
 櫻:
 睦美先生は、「真面目で頼れるお姉さん」です。私も、いつも頼りにしています。
 睦美:
 ……本当に?
 櫻:
 えっ、えっと……
 櫻:
 ウフフフフッ
 睦美:
 …………
 櫻:
 そ、そんなにじっと見られたら恥ずかしいです。ウフフフフッ
 櫻:
 えーと、「コッコ」さん、ご質問の回答は以上のようになります。私は睦美先生を凄く尊敬しています。本当です。よろしくお願いします。
 睦美:
 ……まあ、いいでしょう。次の質問を読んで下さい。
 櫻:
 はい、次は「睦美の元○△」さんからのご質問です。『睦美さんは教壇に立って何年目ですか? あと、お尻でもオッケーな方でしょうか?』
 睦美:
 春見さん、それは私の年が知りたいって事ですか? 私が、アブノーマルな性癖を持っているという事ですか?
 櫻:
 い、いえ、そんな、これは質問で来ていて、私は別にっ、
 睦美:
 ……別に? どうでもいいということ?
 櫻:
 い、いえ、先生を困らせるようなことはしたくありません。
 櫻:
 「コッコ」さん、ごめんなさい。私にはこれ以上訊く勇気がありません。この質問は、先生の機嫌がいいときにまたお願いします。よろしくお願いします。
 睦美:
 うふふ、何か気を遣わせてしまったみたいね。
 睦美:
 さて、ここからは気分を変えて、ちょっと真面目なお話をします。春見さん、残った質問を順番に読んで下さい。
 櫻:
 は、はい。まず、「纏」さんからのご質問です。『Ver.1とVer.2の体験版を両方やりましたが、そのどちらも表示される文字の間隔が詰まっていてメッセージが少々読みづらかったのですが、(読めないほどではなく、文字同士が若干重なっている感じ。)同じような症状は制作側や、他のユーザーから聞いたりはしていませんか?』
 睦美:
 現在、このような症例の問い合わせは「纏」さん以外には頂いていません。
 睦美:
 そこで、「纏」さんには申し訳ありませんが、ご使用の環境、具体的な現象について詳しく記述したメールを頂ければ、原因を調査致します。
 櫻:
 開発室で試して見ましたが症状を再現出来ないので、よろしくお願いします。
 睦美:
  それでは、次は「変体仮面」さんからの質問をお願いします。
 櫻:
 はい、「変体仮面」さんからは、『体験版Ver3でデモムービのところでとまって終了してしまいます。どうやら、別途のコーデックを落とすしかないのですが。非常に億劫です。このコーデックをインストールしないと製品版を最後までプレイできないのでしょうか? 教えてください』
 睦美:
 この件については、マイクロソフト様のサイトに原因が詳しく掲載されています。そこで書かれている内容をご覧頂ければ分かると思いますが、BISHOPでは「WindowsXPのアップデート時に起きるOSの問題」と捉えております。
 睦美:
 コーデックはそのままで、この症状に対する対処の方法として、ムービーを削除する、もしくはファイル名を変更して強制的にムービーシーンをスキップさせてゲームを進める方法もありますが、これはサポート対象外となるので、おすすめは出来ません。
 睦美:
 「変体仮面」さんには申し訳ありませんが、マイクロソフト様のサイトの指示に従って、コーデックを登録して頂けるよう、お願いします。体験版のページに詳しく症例を書いていますのでそちらも参考にしてください。
 櫻:
 「変体仮面」さん、お手数ですがよろしくお願いします。
 櫻:
 今回の最後のご質問です。「赤い彗星」さんから頂きました。『今までビショップのゲームはプレイしたことはありませんが、すく〜るヘブンが初めてでも問題はありませんか?』
 睦美:
 「すくーるヘブン」は今までBISHOPの事をあまり知らなかった人に向けて作らせた作品ですから、「赤い彗星」さんのような方にこそプレイしてもらいたいと思います。
 睦美:
 それで、BISHOPの他の作品にも興味を持って頂ければ幸いです。
 櫻:
 でも、BISHOPの「らぶえろ」ゲームって、これ一つだけですよね。
 睦美:
 …………
 睦美:
 それは、これから多分、なんとかなると思います。
 睦美:
 皆さんの応援があれば、きっと。
 櫻:
 「赤い彗星」さん、「すくーるヘブン」からプレイしても問題はありません。これからも、応援よろしくお願いします。
 櫻:
 今回も、まじめなお話が多くて、少し疲れました。
 睦美:
 最初にも言いましたが、まじめな質問以外にも、熱意のこもった応援のメールをたくさん頂き、ありがとうございました。皆さんから頂いた意見は今後の作品で検討させて頂きます。
 櫻:
 よろしくお願いします。
 睦美:
 それでは、いよいよ発売日が明日に迫りました。次回は皆さんがゲームをプレイした後にお会いできるといいですね。
 睦美:
 次回は、発売を記念して、ゲストを呼ぼうと思っています。
 櫻:
 えっ? 本当ですか? 誰が来るんですか? 葵ちゃんですか?
 睦美:
 誰になるのかは、今のところ未定です。希望があればメールをもらえると参考にさせて頂きます。
 櫻:
 それじゃ、私、葵ちゃんの名前を書いて、いっぱいメールを出しますね。
 睦美:
 …………
 櫻:
 え、えーと、お疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。