主人公は、一代で財をなしたとある成金の御曹司。 何一つ不自由無い生活を送り、順風満帆な将来が待っていると思っていたものの、怠惰な生活と傲慢な性格の為、父親から 後継者としての資質を問われ、ある課題を出されてしまう。 その課題とは 「人を支配する力が本当にあるかどうかを示してみろ」 という物だった。 ご丁寧に「その力が無い人間には自分の後を継がせる気は無い」 とも付け加えられてしまった。
都合の良い事に、父親が理事長であり自分が通っている学園に、 大口の債務者の子女を見つけた彼は、それをネタに 彼女らを脅し、犯し、隷属させる事を目論む。 理事長の息子であり債権者の息子だという絶対優位な立場を利用した 卑劣で淫猥な牙が自分の身に迫っている事に 当事者である少女たちは まだ気が付いていない……